近況の溜まり場

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頑張れ私頑張れ今日も

~ご飯4杯食う新社会人~

 

どうも、新居です。

自宅にウォシュレットがないせいか、肛門付近が破壊と再生を繰り返しています。痒い。

どうやら破壊と再生をつかさどる神、シヴァ神の怒りに触れてしまったようですね。

改心してインドにならって手で拭けってことですか?

 

でも、部下の尻拭いは上司の仕事だって言ってたし、、、

 

 

話があらぬほうへ行きそうなので、やめます。

今回のテーマは「トリセツ」です。そう、あれ。

世間に波紋を起こした歌「トリセツ」ですが、内容はもう誰もが一度は研究対象にしたことがあるでしょうからこの期に及んで話すことはあんまりありません。基本的な意見としては男子諸君といっしょ。

永久保証のくせに返品交換ができねぇったぁどういうこった。みたいな。

今回話題にしたいのは、我々人間を対象にしても「トリセツ」をつくっていいんだ、という発想の新しさです。人間を対象にしているからこそ「取説」ではなく「トリセツ」なのかもしれませんね。そんなこと考えてねぇか。

 

自分の中では、少なくともそれ以前には自分のトリセツという概念はなかったです。

自己紹介とか、小学校で年端もいかぬ娘たちが配布していたプロフィールシートみたいなヤツ(今はもうとっくにないんだろうな)で自分の個性や特徴、特技など考える機会はあれど、それは本当におおざっぱなものです。自分における「トリセツ」はもっと細かに、自分の様々な面を言語化して性質を深掘りして、その先をいくべきものです。

例えば、自己紹介などで好きな食べ物となるとだいたい一つや二つ述べて終わりじゃないですか。それをトリセツでは「疲れた時に食べたくなるもの」「友人と食べるならアレ」「あれとあれを一緒に食うとうまい」「落ち込んだ時にあれを食うと元気がでる」など、好きな食べ物というジャンルでもより細分化して言語化する必要があります。トリセツですからね、他人が見ても自分の扱い方をわかるようにしなければなりません。

 

私は、自分のトリセツを作ろうとしています。自分が今何を求めているのか、どういった処置をしてどういう心持ちでいれば幸せを感じられるのかは結構自分ではわからないです。やってみてはじめてこれが正解だった、っていう経験則を集める必要があり、都度感情とその時とった処置とセットで言語化しようとしています。それに則って自分の扱い方を知り、毎日の好不調の波に対処できればいいな、なんて思い、毎日いろいろ実験しながら生きております。

 

たまにうまくいくとちょっと嬉しいですが、基本的には日常に変化を与えるというのはめんどくさい。人間は現状維持を好み変化を嫌う生き物ですから。実際のところそんな気合い入れてやってないです。

目立った収穫としては、深酒してほうきとちり取りを目の前においておけば記憶を失った自分が2割の確率で勝手に部屋を掃除してくれる、ていう知見を得たくらいです。 これに成功すると休日が楽。

 

と、実際に取り組んでみて初めて分かる「トリセツ」の生みの苦しみ。あの”会いたくて震える人”も苦労しながら自分の、または大多数の女子の共感を得られる情報を掘り下げて落とし込んで、言語化したのでしょう。あっぱれです。

 

 

 しかし、取説のくせになんであんな偉そうなんだろうな・・・

 

でもまぁ、売れたってことは結構共感を得られたってことだと思います。

少なくとも話題性は十分にありました。

ここで押さえておくべきこととして、歌が出たからと言ってあの歌詞と同じ旨の主張や意思表示をしてもよいということではない、ということがあげられます。

あの歌詞と同じ考えがまかり通るとは思わないほうがいいですね。

一人ひとりトリセツは違うわけですから。

 

 

 

なによりも、ほら、鏡から目を背けないで。

 

 

 

トリセツをつくるにあたって、自分のことを知るのはもちろん必要ですが、身の程も知っておくといいみたいですね。

それでは。