~ハムを食む~
「娘」って書いて「にゃん」って読んだ中国人、天才ですよね。
きゃぴきゃぴな小娘って感じが音によく表れていると思います。
にゃんにゃん、にゃんにゃん。
ちなみに、中国語では「娘」という漢字には「お母さん」って意味もあるらしいです。
なんで?
どうも、新居です。
自分の存在価値をわかりやすく上げるべく労働に勤しんでいます。
働いて余剰価値を生み出し、それを繰り返すことで世の中が豊かになっていく的なことなので、本来働くことはすばらしいことです。
ところが近年、我々は労働に関してマイナスなイメージが多くあるでしょう。
様々な要因がありますが、高度経済成長期やバブルの栄光をひきずった長時間労働や非合理的な考え方が今の時代には通用しない、ということで「時代の変化」というワードで結構説明付くことが多かろうと思います。
後は単純に、仕事楽しいかって言われると、ねぇ。
そんなこんなで労働を見直そうってことで、「ワークライフバランス」なる言葉が現れました。本日のテーマはこの言葉です。
私はもともとみんな働きすぎだと思っています。世の中には楽しいこと、面白いことがいっぱいあるのに、生きるために仕事をする時間が多いな、と。
人生、それも体を自由に動かせる時間となると、世の中を十分に楽しむには短すぎます。そのうえ多くの時間を費やして働かなくてはなりません。
仕事を楽しめるに越したことはないんですが、残念ながら、よほど力があるか幸運か、努力を重ねない限りは楽しい仕事をしたり、仕事を楽しめるようにはならないと思います。
そんな仕事しすぎな社会に放たれたワークライフバランスの考え。ワークだけになりすぎず、またライフだけになりすぎず。あなたの人生はワークとライフのバランスはとれていますかっていう観点をもたらしました。
ここで、私の基本的な平日を見てみましょう。
起床し、会社に向かうために支度をして、ちょっと早めに会社に到着します。起床から始業まで2時間。
そこから8時間労働+休憩1時間で合計9時間。
帰宅準備をし、家に帰りつくまで1時間。
労働に費やした時間は合計12時間です。すべては働く、もしくは働くための時間であり、この中に私が自由にリラックスしたり遊びまわったりする時間はあんまりありません。
ワークが12時間となれば、ライフも12時間ですね。バランスがとれています。
残りの12時間を自由で豊かな時間にしましょう。
・・・おい、睡眠時間を自由時間に押しつけやがったな?
ここが落とし穴なんですね。睡眠はワークにもライフにも必要な時間です。ちゃっかりライフの時間に押し込まれているんですよね。
睡眠あってこそのワークとライフなので、ワークとライフだけじゃなく睡眠の時間も含めてバランスをとらないとダメじゃないですか?
1日24時間なので、ワーク:ライフ:睡眠=8:8:8でようやくバランスとれているって言えませんか?
やっぱり我々働きすぎではないですか?
通勤、休憩含めて8時間にしてくださいよ!!
まぁ、この論の致命的な弱点として、休日が消滅します。
1週間単位で考えると、今の状態で168時間のうち12×5=60時間働いていて、睡眠含めた余暇が108時間あります。1日当たり15と7分の3時間。8時間寝ても7時間ちょい好きなことできます。
結構ちょうど良かったりするんですね。移動時間とか朝とか前提の段階で屁理屈こねたので実際12時間も働いてないことを加味すると、なかなかいい具合です。残業とか増えだすとアレなんですけど。
うだうだと書いてきましたがこんなもんは数字だけで考えているので、仕事の内容や受けるストレス、疲労度を考えると8時間は働きすぎだ、とかいう結論になるかもしれません。というかそうなってくれ。最後まで頭が働かんのだ。
8時間労働がいつどうやって決まったのかとかなんで週休二日なのかとかちょっと調べたんですが、キリがないですね。相当昔に決まったルールなので仕事内容と8時間労働とかがそぐわないこともあるでしょう。それらのズレは「時代の変化」というワードで結構説明付くことが多かろうと思います。
数字にとらわれるのではなく、自分に合った働き方、生き方なんてたまには考えてもいいんじゃないでしょうか?ってな具合で膨らませて、特にオチもなく終わろうかと思います。
やっぱり、オチ付かないと落ち着かない。
台無し。それでは。