~化粧映えするってのは褒め言葉としては微妙だぞ~
豆腐と納豆、漢字逆ですよね。
どうも、新居です。
今年は冷夏らしく、今のところ過ごしやすいです。
涼しい夏の空気感はとても好きなので、夕方3時間くらい近所のでかい公園で無になっていました。
きれいに整地された芝生があり、たくさんの人がレジャーシートに座ったり直接寝転んだりして楽しそうにしてて、それをぼーっと見てるだけで楽しかったんですけれども、男子高校生4人組が”だるまさんがころんだ”をしてたんですね。その子らが面白かったんです。マスクの下でニヤついてました。倒立はセンスあるな、と。
皆に見せつけるように「俺たちこんなに面白いことやってるんだぜ」感を出すのは身に覚えがありすぎて悶えるんですが、いやしかし懐かしい。
あの感じ、多分全員そんなに成績は良くないんだろうな、それでいてクラスの中心になれるほどの人気も実力もあるわけではないんだろうな、なんて失礼な偏見(髪型とか靴とか喋り方とかで勝手に判断した)をもって見てたんですが、それでも彼らは本気で楽しんでいる。
そう、この世にはクラスのすみっこだけが楽しめる独特の文化があるのです。
世の中を斜に構えて(これホントは誤用らしい)見て己の非力さをちゃんと理解しつつ不相応に大きく出たり、全力でバカになったり、人に言うと引かれるような趣味を持ったり。
クラスの中心連中、上位カーストには絶対にできない、我々にしかできない楽しみ方なんです。
なぜなら我々には失うものなど何一つないから。
成績?人気?モテ?
知ったこっちゃない、今のこの楽しさだけが我々の生きがいなのだから!
(ほんとはめちゃくちゃモテたいけどあきらめている)
そんな儚くも美しい、彼らの青春について話をしましょう。
これほんとはブログじゃなくて誰かと語り合いたいんですけどね。
ということでテーマは「すみっこ暮らし」です。
前置きで約800文字。 今日の俺、アツいぜ。
さて、これを書くにあたって、自分の学生生活を振り返っていました。
多くを部活動と勉強が占めていて、遊びの時間を少々犠牲にしてきた感はありますが、その部活と勉強頑張ってるヤツっていうアドバンテージで、クラスの中心とまではいかなくともわりと誰とでも喋ろうと思えば喋れるくらいのポジションはとってたと思います。誰とでも分け隔てなく接して、味方を増やして敵はあまりつくらない方針でした。いつ誰が世界を征服して嫌いな人間を消せるようになるかわかりませんからね。
クラスの中心連中の、やんちゃだったり目立つ遊びも多少してきましたが(クラスの中心連中が誰にも迷惑をかけないような遊び方なんてするわけない)、すみっこ連中の陰陰滅滅とした遊びのほうが自分の性に合っている気がします。
前述のだるまさんがころんだに関しても、一見陽キャ感あるんですけれども一切のカッコよさを意識してない時点ですみっこのくくりです。すみっこ人種は面白いことさえやってれば女子からも人気が出ると思ってますからね。それが許されるのは小学生までだよねー。カッコよさ、まずは髪型を気にすることと、あとは普通に女子と喋れるようになったほうがいいです。見てわかるくらい緊張してんじゃないよ、女子と喋るときのお前は全然面白くないぞ。うっ、ブーメランに毒が、、、
そんなだるまさんがころんだ的なことを小中学校の時はずっとやってきて、高校からは陰の世界が広がりを見せニコニコ動画やマニアックな漫画の話、2chトーク、アニメのモノマネなんかで盛り上がっていました。身の上話はこの辺にしますが、陰の遊びは陽にはない楽しさがあるんですよね。
好感度やら万人受けやらを犠牲にしたゆえの面白さというか、なんというか。
もっといろいろ面白いことできたな、あのときこういうことしたら面白かっただろうな、てことが今でもたまに思いつくこともあり、後悔もあります。
前にちょっと書いた、勝手な偏見を使った遊びが一例ですね。
クラスの女子がどんな下着を身に付けてるかとかいうの、皆でやったら絶対面白そうだって思っちゃいました。知識と経験が圧倒的に欠如した中での空想偏見。あの子はピンク、あの子は白、あの子は黒のスポーツブラとか。
「あの子は白の持ち物が多いからきっと下着も白だろ」
「バッカお前、あの白い肌には黒が似合うって決まってんだよ けひひひ」
「間をとって紫なんていかがかな?諸君」
「ありーーー!」
やばいチョー楽しそう。楽しそうすぎて今一人でやっちゃってるもん。
答え合わせしたいなぁ!!
電話で聞いてみようかな!!
テレクラかよ!!
(このツッコミ生涯で二度と使うことないと思います。)
ま、聞きませんけどね。
僕が電話で聞いたりとかいうやんちゃなことをしないのは、しっかり陰の畑で育っているから。
すみっこは徒党を組んで周りが見えないくらい楽しくなっちゃわない限りは周囲に迷惑をかけるようなことはしないのです。すみっこたちは周りに迷惑をかけないようにしながら自分たちなりに楽しもうとする、心優しい人種なのです。面白さと周囲への迷惑を天秤にかけることができます。単純に立場が弱いだけなのですが。
そんなわけで陰にいるからか影が薄いすみっこたちですが、陰の楽しみをする人でも日向に出られるようなスペックを持っている人は多いので、女性陣ももっとすみっこに目を向けてみてはいかがでしょうか。きっと陰の者は喜びますよ。
たまに本当に手が付けられない地雷みたいな陰もいますけど。
例によってモテてなかったからこそ女性にこんなメッセージを送ったわけですが、まぁモテないならモテないなりの青春も楽しかったですよ。強がりとかじゃなく。
それでも欲を言うなら、陰の遊びに理解ある女性と友達になりたかったですね。そんな人いるのかわかりませんが。だいたい僕と陰遊びしていたのは男ですから。陰の遊び欲と異性と喋りたい欲を同時に埋められる、例えるならノーパンしゃぶしゃぶみたいな人がいいですね。なぜ例えてしまったのか。
こんなご時世で人と気軽に会えない中でも、そんな人には珍しく自分から電話をかけたくなるくらいには大事な人になると思います。きっと喋ってて楽しいですからね。
「お嬢ちゃん、パンツ何色?」みたいな。
「パンツはいてませーん」みたいなのが返ってきて。
「やったーーーー!!」ってね。
テレクラかよ!!
それでは。